長さ150mのレール 4日かけ鉄路で北九州市から輸送 約3年かけ400本を順次搬送 新幹線札幌延伸で
2025年 4月21日 19:24 掲載
北海道新幹線の札幌延伸に使用する、世界最長150メートルのレールが、製造元の北九州市から道南の長万部町に到着しました。
21日にJR長万部駅に到着したのは、北海道新幹線札幌延伸に使用される1本の長さが世界最長の150メートルのレールです。
このレールは、製造元の北九州市の日本製鉄九州製鉄所からおよそ2100キロの距離を、貨物列車で4日かけて運ばれました。レールは通常、長さ25メートルに切断して輸送し、敷設工事の際に溶接する形をとってきましたが、今回は保管場所の環境が整ったことから、150メートルの長さのまま輸送されました。
長万部町の人)
「いよいよ始まるのかなと思っていますね」
「この長いレールの上を新幹線が通るのは楽しみです」
この150メートルのレールは、およそ3年かけて400本ほど製造される予定で、順次、北九州から運ばれてくるということです。