桜前線どこまで 気象台職員が双眼鏡で見つめる先のつぼみは…? とうきびワゴンに自転車撤去開始 札幌
2025年 4月21日 19:07 掲載
森唯菜アナウンサー)
「甘い香りが公園にただよっています。できたてのトウキビ、おいしそうです」
札幌の大通公園では、「とうきびワゴン」の営業が始まりました。価格は去年と同じで1本500円です。
千葉県から)
「とうもろこし大好きだから食べたかった」
「食べてみたかったので初日に来られてよかったです」
21日の札幌の最高気温は8.3度。肌寒さを感じますが、あつあつのとうきびはおいしく感じられそうです。
大通公園に隣接するカナモトホールの前庭では、花時計が時を刻み始めました。色とりどりのパンジーやデイジーなどおよそ2500株が植えられています。
歩道や公園などに放置された、自転車の撤去も始まりました。撤去した自転車は市が2カ月保管しますが、今年から保管料が2000円から3000円に値上がりしています。
札幌市建設局自転車対策担当課 坂本新太郎課長)
「歩道上に放置されてしまうと歩行者の通行に支障となる場合もありますし、景観の悪化にもつながるので、公共の駐輪場を使用していただくようにお願いします」
春本番の準備が着々と進む中、気になるのは桜前線です。
道南の松前町では20日に開花が発表されています。
前田愛奈記者)
「気象台の職員がやってきました。きょうはどうなんでしょうか?」
函館の五稜郭公園では、多くのつぼみが膨らんでいるものの、開花とはなりませんでした。
一方こちらは、札幌の桜。
気象台の職員が双眼鏡を使い咲いている花がないか入念に探しましたが・・・
札幌管区気象台観測整備課 義煎聡主任技術専門官)
「1輪も咲いている花は見つけられなかったので開花はまだになります。まだちょっとふくらみが足りないという印象」
標本木はまだですが、早くも咲き始めた桜も。
森唯菜アナウンサー)
「お、上の方がピンク色ですよ。あ、咲いてます!たくさん咲いてます!きれい」
中央区の桑園地区にある公園では、陽当たりが良い場所に位置するソメイヨシノが美しい花を咲かせていました。まだ木の上のほうだけですが、春の訪れは着実に進んでいます。