２２日午前、帯広市の中心部にシカが現れました。車のボンネットの上にあがるなど、周辺は一時騒然としました。

車のボンネットの上を飛び跳ねる１頭のシカ。２２日午前１１時１５分ごろ、帯広市西８条南１２丁目の会社の駐車場で目撃され、車に上がるなどした後、走り去りました。目撃した人はシカは興奮した様子だったと話します。

■会社の従業員：
「横の庭にも足跡があるので庭を通って飛び越えて乗ったんじゃないかなと。この街中で、隣に保育所もありますから、ここでシカどこからきてどこに行ったか想像がつきませんよね」

市によりますと、最初にシカが目撃されたのは帯広駅のすぐ南側です。そのおよそ１５分後、６００メートルほど離れた会社の駐車場で目撃され、西の方へ走っていったということです。

■目撃した人：
「外見たらウマかロバかわからないけど走ってきた」
Ｑ帯広の街の中でシカってどうですか？
「初めてですね」

道総研は、春になりシカの行動範囲が広がって動きが活発になることから、シカの出没に気を付けるよう注意を呼びかけています。