函館・五稜郭公園のサクラ開花は足踏み…一方北海道内各地に春の便り
2025年 4月22日 16:26 掲載
■前田愛奈記者:
「午後3時です。日差しが降り注ぐ?五稜郭公園のサクラの標本木に気象台の職員が到着しました。」
函館市の五稜郭公園にあるソメイヨシノの標本木。きょう(22日)の最高気温は13度まで上がりました。
果たしてきょうの開花は?
■函館地方気象台職員:
「1輪だけ咲きました」
開花発表の基準となる5輪以上の花が開かず、函館での開花はあす以降に持ち越しとなりました。
一方、札幌では。
■本間壮惟記者:
「札幌市にあるサクラの標本木です。ツボミはピンクに色づいていますが、開花の発表にはもう少し時間がかかりそうです。」
■札幌管区気象台 義煎聡 主任技術専門官:
「きのうと比較して、上の方は膨らんでいるつぼみは多かったが、まだ咲いてはいなかった。」
開花とはならなかった札幌ですが…。
■本間壮惟記者:
「JR桑園駅近くにある、去年12月にオープンしたこちらの施設の前には、うすいピンク色の桜が綺麗に咲いています。」
札幌・中央区の「エア・ウォーターの森」に去年植えられたエゾヤマザクラ。窓ガラスに反射した日差しに照らされ、きのう一足早く咲いたといいます。
■エア・ウォーター北海道 佐々木美結さん:
「早咲きになったことで、ここがサクラの名所になればいいなと思いますし、地域の皆さんに愛される施設になったらいいなと思いました。」
春を感じるサクラの便りは、道内に少しずつ届き始めています。