愛媛県の製材会社が釧路市の日本製紙工場跡地への製材工場建設計画を断念 建設費高騰などで
2025年 4月22日 18:19 掲載
愛媛県の製材会社などが、北海道釧路市の日本製紙工場跡地に計画していた国内最大級の製材工場建設について、断念したことがわかりました。
日本製紙釧路工場は、紙の需要低迷と、経営環境の悪化により4年前に閉鎖されました。愛媛県の製材会社=サイプレス・スナダヤと中部電力は去年7月、工場跡地に原木を加工する国内最大級の製材工場を建設する計画を発表し、今年5月に着工予定でした。
しかしサイプレス・スナダヤによりますと、発電施設への給水パイプを車両がまたぐためのスロープ設置に多額の費用がかかることが判明し、建設費も高騰していることなどから、計画を断念したということです。