行方不明乗客の家族「事故を忘れてほしくない…」北海道知床沖の観光船沈没事故から3年 斜里町に献花台
2025年 4月23日 11:54 掲載
北海道知床沖の観光船沈没事故からきょう(23日)で3年です。
斜里町には献花台が設置され、町民らが追悼に訪れています。
中継です。
■永山友菜記者:
事故から3年が経った斜里町ウトロです。役場の施設の中に献花台が設置され、地元の人たちが手を合わせました。
2022年4月、斜里町を出港した小型観光船「KAZUI」が知床沖で沈没しました。乗客乗員20人が死亡、6人の行方が今もわからないままです。
■献花に来た人:
「事故に対する状況はあまり変わっていないが、日が過ぎるたびに忘れ去られないようにしていきたいと思っています」
■永山友菜記者:
このあと午後1時から追悼式が行われます。いまも行方不明の乗客の家族は、「まだ追悼する気持ちにはなれないが、事故を忘れてほしくない、風化させたくない」と思いを述べています。