札幌・西区タイヤ脱落 執行猶予付き判決 重体の女の子の父親「納得できない」
2025年 4月24日 11:56 掲載
2023年、札幌市西区で走行中のタイヤが外れ直撃した女の子が意識不明の重体になっている事故で、札幌地裁は運転手に執行猶予付きの判決を車の所有者に罰金20万円の判決を言い渡しました。
若本豊嗣被告は2023年11月、札幌市西区で点検を怠って軽乗用車を運転し、改造したタイヤを脱落させて歩いていた当時4歳の女の子に重傷を負わせた罪など、車の所有者の田中正満被告はタイヤを改造した罪に問われています。
札幌地裁は24日の裁判で「事故の危険性を高める改造で悪質」などとして若本被告に懲役3年執行猶予5年、田中被告に罰金20万円を言い渡しました。
女の子の父親「このまま終わらせたくない気持ちが強い」
「家族の心情としては子どもが殺されたも同然であるのに
納得できるはずがない」