去年７月、苫小牧西港で大型フェリーが座礁した事故について、国の運輸安全員会が事故調査報告書を公表しました。

去年７月、苫小牧西港で、青森県八戸港発の大型の旅客フェリー「シルバーブリーズ」が座礁した事故。乗客乗員１４０人にけがはありませんでした。
国の運輸安全委員会は調査報告書を公表し、事故の最大の原因は、船長が船の位置を誤って認識したためと指摘しています。
また、船長は普段から夜間、視界が良ければレーダーを使用せずに感覚に頼って操縦していたということです。
当日も、灯台の方位を目測で判断し、航路の誤りに気づくのが遅れたとされています。