まばゆく輝く祭典始まる 12キロの金塊を素手で持てる体験コーナーも 札幌のデパートで大黄金展
2025年 4月25日 18:29 掲載
札幌のデパートで1000点以上の金製品が集まる大黄金展が始まりました。
鈴木麻友記者)
「2メートル超えのミロのヴィーナス像です。大きさと、金色の輝きに圧倒されてしまいます」
およそ1500枚の金箔が使われているヴィーナス像。
フランスのルーヴル美術館収蔵の古代ギリシャ彫刻が、金に輝く姿となり、札幌にやってきました。
会場は25日から札幌三越で始まった大黄金展です。金製品1000点以上が展示、販売されています。
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も。
高さ5センチ24金の「ミャクミャク」。お値段は128万7000円です。
ちなみに今月の関税交渉で赤沢経済再生担当大臣がアメリカのトランプ大統領に渡したミャクミャクはプラスチック製の8800円の貯金箱で、大黄金展のミャクミャクとは別物です。
鈴木麻友記者)
「本物の金塊に初めて触ります。え!重い!全然持ち上がらないです!もう、浮かせるのがやっとですね」
こちら24金の金塊を素手で持てる体験コーナーです。金塊1本の重さは12キロで現在の相場で換算すると、1億9000万円以上の価値があります。
イベントを主催したSGC土屋豊会長)
「2000年、ミレニアムの時は(1グラム)1000円だった金が、今17倍になって、1万7000円になっているという現実もあるし、これから金はもっともっと上がっていく途中じゃないかなと私は思っています」
三越の大黄金展は来月5日までで、会場では金や貴金属の買い取りも行っています。