日本人の主食が変わる?価格高騰収まらない米に代わり 麺類、シリアルなど売り上げ増
2025年 4月29日 16:34 掲載
備蓄米の放出後も収まる気配がない米の価格高騰。そんな中、米に代わって別の食品の売り上げが伸びています。
キテネ食品館 中塚誠代表)
「備蓄米を使ったコメが入ってくることもあったが数が全然ないので、2日、3日もつかという量しか入ってこない。備蓄米が小売店に並んでいるのが、みなさんには感じられないのではないか」
札幌市豊平区のスーパーでは安い米はすぐに売り切れてしまい、5キロで3500円を超える商品が並びます。
価格高騰のコメに代わり売り上げが伸びているものがあるんです。
キテネ食品館 中塚誠代表)
「シリアル関係や麺類は昨年比で10~15%の進捗率。夜にお米を食べるのではなく麺を使った料理に変えて、お米の消費量を少しでも減らして料理をしていると話を聞いている」
店内では、シリアルや麺類を選ぶ買い物客の姿が多くみられました。
30代)
「米の代わりにパスタにしたりしている。パスタ安いので」
60代)
「昼は大体麺類。今となっては慣れて(お米と麺類)半々になっている」
節約のためのコメ離れ。価格高騰の影響が、日々の食事にも出始めています。