老朽化で解体処分予定 28年間運航の「ガリンコ号2」最終運航 乗船者から感謝のメッセージも 紋別市
2025年 4月29日 18:40 掲載
30年近く観光客を楽しませてきた紋別市の流氷観光船「ガリンコ号Ⅱ」が最後の運航を終えました。
1997年に就航した流氷観光船「ガリンコ号Ⅱ」。28年間にわたり運航してきましたが老朽化のため29日が最終日となりました。
「ガリンコ号Ⅱ」は巨大なスクリューでガリガリと音をたて豪快に流氷を砕きながら進みます。例年1月中旬から3月まで運航し、これまでおよそ91万人を楽しませてきました。
船内にはメッセージスペースが設けられ、最終日は多くの乗船者から感謝の言葉が届けられました。
運航会社によりますと運航を終えた「ガリンコ号Ⅱ」は陸揚げされ、今後、解体処分される予定だということです。