「二元代表制を毀損」苫小牧市議会最大会派の代表質問を市が作成10年以上 今後しないよう市に申し入れへ
2025年 4月30日 19:04 掲載
苫小牧市議会最大会派「新緑」の代表質問 市が作成10年以上 慣例で 市に質問の作成と提供しないよう申し入れへ
苫小牧市が市議会の最大会派「新緑」の代表質問を作っていた問題で、議会が市に対し今後、質問の作成と提供をしないよう申し入れることがわかりました。
この問題は、苫小牧市議会の最大会派「新緑」の議員による代表質問の原稿を、2013年度以降、市側が慣例として作っていたものです。各会派は「市と議会の二元代表制を毀損するもの」などと問題視していて、30日の市議会・全員協議会で新緑は謝罪しました。
新緑 山谷芳則会長)
「市民の皆様に多大なご心配ご迷惑をお掛けしたことを改めて謝罪いたします。誠に申し訳ありませんでした」。
議会は来月2日、市に対して「質問の作成や提供」を一切しないことなどを申し入れ、今後の対応について18日までに回答を求めるということです。