鳥インフル、ラッコにも感染 北海道・浜中町で国内初の確認 根室ではゼニガタアザラシが感染死
2025年 4月30日 17:36 掲載
北海道の浜中町の海岸で死んだラッコが見つかり、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。ラッコへの感染は国内で初めてです。
今月22日、浜中町の海岸で絶滅危惧種のラッコの死骸が回収され、高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認されました。環境省によりますとラッコの感染は国内初だということです。
感染経路はわかっていませんが周辺では先月下旬から高病原性鳥インフルエンザに感染した海鳥の死骸が多数見つかっています。道はラッコが回収された半径10キロの範囲を監視重点区域に指定する方針です。
今月18日には隣の根室市の海岸で国内で初めてゼニガタアザラシが感染し死んでいるのが見つかっています。