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星野リゾート 川湯温泉再開発撤退を撤回 事業継続も浮き彫りとなった民間と行政の溝 財政負担がネックか

北海道・弟子屈町の川湯温泉の再開発から撤退の方針を示していた星野リゾートが1日、一転して撤退を取り消し再開発継続の考えを明らかにしました。

星野リゾート)
「ぜひ引き続き前向きに事業の継続に向けた議論ができればいいなと思っております」。

川湯温泉観光客や宿泊施設が激減し、低迷する川湯温泉。弟子屈町、環境省、星野リゾートが再生計画に着手していましたが、先月、星野リゾートは町に撤退方針を伝えていました。

星野リゾート)
「撤退は本意ではありませんでしたので、非常によい機会をいただけたのかなと考えています」。

1日に弟子屈町で開かれた星野リゾートと弟子屈町、環境省との3者会議。星野リゾートは撤退の方針から一転、再び事業を継続することで合意しました。
なぜ星野リゾートは撤退しようとしていたのでしょうか。
再開発のコンセプトは「カルデラの森の温泉街」。計画では温泉水の流れる川に入浴できる「ラグーン」や、川沿いに屋台が並ぶ「川湯横丁」が整備されることになっています。
星野リゾートによりますと、事業をすすめるなかで施設の整備や外部の専門家を入れることなど提案をしていました。これに対し、町や環境省が応じないことが続き、撤退の方針を決めたということです。

弟子屈町 徳永町長)
「世界水準のものをつくるというひとつの大きな目標のなかで再度みんなで力をあわせたい」。

1日の3者会議で、弟子屈町と環境省が提案を再検討することで、ひとまず、星野リゾートは残ることになりました。ただ、浮き彫りとなった民間事業者と行政の溝…

観光業に詳しい専門家は、町にとって財政負担がネックになっていると指摘します。

札幌国際大学観光学部 山田芳之教授)
「建物を作ったり、何かの施設を付帯させる場合、星野リゾートが金を出すのか町側がだすのかその折り合い。(町の)財政計画の範囲を超えてしまったのでは」。

事業を継続、再開することになった星野リゾート。川湯温泉に建設予定の高級旅館は来年の開業予定から少なくとも1年半はずれ込むということです。

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