苫小牧市議会の一部の議員の代表質問を市が作っていた問題で、議会側は金澤俊市長に今後、質問の作成と提供をしないよう申し入れました。

苫小牧市議会では最大会派「新緑」の代表質問を市が慣例的に作っていたことが問題となっていました。議会は２日、金澤市長に対して「質問の作成や提供」を一切しないなどの要望書を出し１６日までの回答を求めました。

藤田広美議長）
「市民に誤解を与えるようなことはしないということは大事だと思っております」

金澤市長はその後行われた定例会見で、要望書の中身を精査し、今後の対応を検討する考えを示しました。

金澤俊市長）
「市民の皆さんから疑義を持たれるようなことがあれば、当然見直すべきだ。しっかり精査したうえで今後の対応を検討したい」