市民農園が人気 応募殺到で抽選に 野菜高騰で自分で育てる人が増加 当選した人は… サッポロさとらんど
2025年 5月 6日 18:11 掲載
食材の価格が高騰する中、自分でイチから野菜を育てたいという人が増えています。札幌の市民農園には、応募が殺到しています。
さとらんど市民農園 園芸相談員・高橋恒久さん:「今年は400名以上の応募、倍率2.2倍」。
東区のサッポロさとらんどで先週から始まった、一般市民へ畑を50平方メートルごとに貸し出す「市民農園」。募集区画数の2倍以上の申し込みがあり、抽選で選ばれた利用者らが畑の土を耕していました。
利用者:「(Q.何を育てる?)ジャガイモ、スイートコーン、ホウレンソウ、コマツナ、ダイコン、タマネギ、オクラ、ピーマン、インゲン、シソ。すごいでしょ」。
利用者:「1年を通して野菜はあまり買わない。作った物でまかなえる」。
利用者:「(Q.育てた野菜でどんな料理する?)いもが好きだから、いもサラダ、揚げいも」。
利用者:「(Q.売られている野菜の値段はどう?)高い。ピーマンが高く感じる」。
節約志向の高まりもあってか、自分で野菜を作る方が増えているそうです。
さとらんど市民農園 園芸相談員・高橋恒久さん:「昨今、野菜が値上がりしていますし、今まで野菜作りをできなかった方に、是非やっていただきたい」。
自宅で家庭菜園を始めようかと考えている、初心者向けのおすすめ野菜を教えてもらいました。
さとらんど市民農園 園芸相談員・高橋恒久さん:「初めてならミニトマト、ジャガイモ、エダマメ、サツマイモなど。失敗しても、おいしい野菜が採れる。ぜひ、今年一年、楽しく野菜作りをしてもらいたい」。
さとらんどでは、市民農園の今年の申し込みは終わりましたが、アスパラなどの収穫体験が今月から始まる予定です。