無罪主張 すすきのホテル殺人事件 死体遺棄ほう助などの罪に問われている母親への判決 7日午後言い渡し
2025年 5月 7日 12:18 掲載
札幌・すすきののホテルで男性が殺害され親子3人が逮捕・起訴された事件で、死体遺棄ほう助などの罪に問われている母親への判決が、7日午後言い渡されます。
廣瀬美羽記者:「初公判からおよそ1年。注目の裁判の傍聴券を求め多くの人が列を作っています」。
札幌市厚別区の田村浩子被告(62)は、おととし7月、娘の瑠奈被告がすすきののホテルで殺害し切断した男性の頭部を、自宅に隠すことを認めた死体遺棄ほう助などの罪に問われています。
検察側は「瑠奈被告の遺棄と損壊を心理的に容認した」などと指摘し、懲役1年6カ月を求刑しています。一方、弁護側は「頭部が自宅に持ち込まれた時点で死体遺棄は終了しており、隠すことを容認したとは言えない」などとして、無罪を主張しています。
判決は、札幌地裁でこのあと午後2時から言い渡されます。