札幌市中心部の路上でフードデリバリーの配達員が配達中に軽乗用車などを盗まれる事件がありました。軽乗用車には鍵をかけずエンジンはかけたままだったということで、警察が注意を呼び掛けています。

札幌市に住む自称・経営コンサルタント業の４３歳の男は、３月８日午前３時ごろ、札幌市中央区南５条西３丁目の路上で、軽乗用車１台と、車の中にあった現金１万２０００円、財布などを盗んだ疑いで、５月７日に逮捕されました。
警察の調べに対し男は、「金に困っていて、車の中の物を盗むために車ごと盗んだ」などと話し、容疑を認めています。
軽乗用車の運転手は、フードデリバリーの配達をするためにエンジンをかけたまま路上に停め、鍵をかけずに車から離れていたということです。
警察は「短時間でも車から離れるときはエンジンを切って施錠をしてほしい」と注意を呼び掛けています。