ラピダス拠点に先端産業集積へ 2050年までに総生産額3兆円目標 北海道バレービジョン協議会発足
2025年 5月 7日 18:18 掲載
北海道千歳市に建設されているラピダスの次世代半導体工場を拠点に、周辺への先端産業の集積を目指す「北海道バレービジョン協議会」が発足しました。
この協議会は、千歳市のラピダスを中心として苫小牧から石狩の一帯にデジタル産業を集積させることを目指しています。これにより、2050年までに道内全体で半導体関連企業の総生産額を3兆円に増やすなどの目標を掲げています。
北海道バレービジョン協議会 藤井裕会長)
「期待される効果を最大化させて、その影響を北海道全土に波及させていく役割をバレービジョンは担っている」。
協議会ではデジタル産業の集積だけではなく、JRの「ラピダス新駅」の建設や航空機の発着数を増やすなど交通インフラの充実にも取り組むということです。