北海道占冠村にある「星野リゾートトマム」。８日から、今シーズンの「雲海テラス」の営業が始まりました。

ＨＴＢの取材班はここ数年、天候に恵まれず、きれいな雲海を撮影することができていません。そこで。

加藤諒也記者）
「協会公認の晴れ男の力があればキレイな雲海を見ることが出来るのでしょうか？早速行ってきます」

「全日本晴れ男・晴れ女協会」の試験に合格し、公認晴れ男の資格を持つ加藤記者。午前４時すぎ、標高１０８８ｍの雲海テラスにゴンドラで向かうと…

加藤諒也記者）
「見てください、あたり一面には真っ白な雲海が広がっています。そして山の方にはきれいな朝日も見えます。圧巻の景色です」

雲海が見られる確率わずか３０％という前日の予報をものともしない晴れ男パワー！そこには見事な絶景が広がっていました。オープン初日に雲海が発生するのは２０１７年以来、８年ぶりだということです。

東京から）
「もう大感激です。心が洗われる。若返った気がします」

地元から）
「日々の行いが良くないと見れないと言って、日々の行いを正しているんですが初めて見れてよかったです」

今年で２０周年を迎えた雲海テラス。展望デッキの「雲カフェ」には新たなメニューが登場しました。トマム牛乳とハスカップを使ったその名も「雲ケーキ」。絶景を眺めながらいただきます。

加藤諒也記者）
「とてもクリーミーで濃厚です。中のハスカップソースもすごく甘酸っぱくてとてもマッチしています」

地元から）
「甘くておいしいです。すごい気持ちがよくていい朝だなと思います」

さらにユニークな展望スポットも。

加藤諒也記者）
「うわっ、すごい、こちらかなり高いです。こちらの展望スポットではねころがりながら景色を楽しむことができます。気持ちいい」

この夏には空中に浮かんでいるように感じられる「クラウドラウンド」も新たに誕生する予定です。

星野リゾートトマム　渡辺巌総支配人）
「私たちとしては景色を見るだけではないその体験価値をお客様に体験していただきたいということで、こういったスポットを巡りながら、雲海テラスで滞在を楽しんでいただきたい」