ノースサファリの動物たち、行き場はどこに?富士花鳥園への動物移送計画白紙に 富士宮市が契約解消を発表
2025年 5月 9日 11:45 掲載
ノースサファリサッポロの運営会社が動物の移動を検討していた静岡県富士宮市の観光施設について、市が土地契約の解消を発表しました。
富士宮市 須藤秀忠市長)
「大動物が富士山麓へ来て飼われるなんてことは、今後もうありえない。なかった話でよかったと思う」。
ノースサファリサッポロについて運営会社のサクセス観光は、9月末までの閉園を発表しています。1月には静岡県富士宮市に対し、市が管理者となっている観光施設・富士花鳥園に「動物を移送したい」と相談していました。しかし、3月中旬に土地の契約解消を市に申し入れ、市は9日の会見で契約を解消したことを発表しました。
サクセス観光は動物の行き先について明らかにしていません。