釧路湿原周辺メガソーラー計画に反対署名約7万筆 環境団体が釧路市に提出 駆け込み建設計画後絶たず
2025年 5月 9日 16:08 掲載
北海道の釧路湿原周辺におけるメガソーラーの建設中止を求めて、地元の環境団体がおよそ7万筆の署名を釧路市に提出しました。
釧路自然保護協会など地元の環境団体が市に提出したのは、釧路湿原周辺で予定されているメガソーラーの建設中止を求める国内外から集めた6万7000筆を超える署名です。
釧路市は太陽光発電施設の建設を規制する条例案を9月の議会で提出するとしていますが、釧路湿原周辺では条例制定前を狙った駆け込みでの建設計画が後を絶ちません。
猛禽類医学研究所 齊藤慶輔獣医師)
「(条例制定より)前倒しで条例違反になる建設については保全対策をするように促す。市としての考え、(事業者)に協力してもらいたいということをはっきり言ってもらいたい」。
鶴間市長は希少生物に影響がある土地への建設をこれ以上望まないとする「ノーモアメガソーラー宣言」を出すことを前向きに検討するとしています。