被害男性はメッセージ受信後自殺…札幌市の男性をSNSで脅し金を払わせようとした女に有罪判決
2025年 5月12日 19:19 掲載
札幌市の男性をSNSで脅し、金を払わせようとした罪に問われている女に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。男性は、自殺しています。
札幌市北区の金井里佳被告はおととし4月から5月にかけて、夫の幼馴染の浦川将義さんから現金150万円を脅し取ろうとした恐喝未遂の罪に問われています。金井被告は暴力団員を装った架空の人物になりすましてSNSでメッセージを送っていました。その後、浦川さんは自殺しました。
12日の判決公判で札幌地裁は、金井被告が暴力団員を装って浦川さんに金を請求していて、「被害者を精神的に追い詰める犯行態様は悪い」と指摘しました。一方、金井被告が罪を認め反省しているなどとして、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。