徹夜の復旧作業で運転再開も‥31本運休 JR函館線の小樽~手稲間 銭函駅付近の火災で
2025年 5月14日 07:59 掲載

JR函館線の銭函駅近くで起きた火事で、JR北海道は設備が損傷したとして一部区間で終日運転を見合わせました。JRは運転再開に向けて夜通しで復旧作業を進め、14日午前6時半ごろ運転を再開しましたが、札幌圏の列車あわせて31本に運休や部分運休が出ています。
13日午後4時前、JR函館線の銭函駅近くで、近所に住む人から「漁師の番屋が燃えています」と通報がありました。消防によりますと、火は近くにあった3隻の船にも燃え移りました。けが人はいません。この火事で函館線の信号設備や架線が焼けたため、手稲駅と小樽駅の間の上下線で終日運転を見合わせました。
■手稲駅でバスを待つ乗客:「手稲から銭函に帰ろうと思っていて、1時間は並んでいます」
■新千歳から小樽に帰宅中の乗客:「バスしかないかなと思って並んでます。早く帰りたいです」
JR北海道は夜通しで復旧作業を進め、14日午前6時半ごろから運転を再開しましたが、快速エアポート4本を含む札幌圏の列車あわせて31本の運休や部分運休が決まっています。