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「過去はそれでやれたという思いが…」JR北海道社長が謝罪 安全軽視繰り返す現状に危機感

3月に道運輸局から改善指示を出された後も「安全軽視」ともいえる事案が続くJR北海道。14日、綿貫社長が会見で謝罪をしました。

JR北海道 綿貫康之社長)
「お客様、関係の皆さんですね、ご心配、ご不安な思いをさせていることについてまずはお詫び申し上げます」。

14日午後、JR北海道本社。「安全軽視」が続く事態に、綿貫社長が謝罪をしました。

去年11月、砂川駅の構内で保線作業員が社内で定められた見張りを置かずに貨物列車と接触しそうになりました。保線作業員は社内調査に対し、「工具を取りに戻っていた」とうその報告をしていました。

その後も保線作業中の「安全軽視」が相次いだJR。3月、道運輸局から改善指示を出されていました。
しかし、その翌月の4月22日、函館線の山越駅と野田生駅間に保線作業員が放置した持ち運び式のライトに普通列車が接触。その後、JRは4月末に鈴木知事や道運輸局に改善策を報告。しかし、またもや…

前田愛菜記者)
「長万部駅から国縫駅方面へ3キロほど来た場所です。当時、貨物列車が通る時間に作業員が線路脇で作業していました」。

今月9日、長万部町で見張りに専念すべき担当者が、見張り業務を怠り保線作業をしていました。線路上のライトを発見した貨物列車が直前で停止しました。
なぜ、国からの改善指示を受けながら、「安全軽視」は繰り返されるのか。

綿貫社長)
「やはり過去はそれでやれたという思いがまだやっぱり若干残っているのかなという思いはあります」、「今のルールを愚直をしっかり守ろうと社員と共有していく」。

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