“無許可建築”ノースサファリ 市が立ち入り検査で状況確認 自主的除却に「一定評価」命令出すかは検討
2025年 5月15日 11:52 掲載
9月末までの閉園が発表されているノースサファリサッポロに対して、札幌市が建築物に関する立ち入り検査に入りました。
井口記者)
「いま札幌市の職員がノースサファリサッポロに入りました。これから建築物に関する立ち入り検査が行われます」。
ノースサファリサッポロは市街化調整区域に飼育施設などを無許可で建築し営業を続けてきていました。運営会社は、2月に敷地内の建物156棟をすべて撤去する計画書を市に提出していて、15日の検査で市はその進捗を確認しました。
札幌市開発指導課)
「きょうの時点で138棟の建物が残っていることが確認された。自主的に除却をしているという一定程度の評価はあっていいと思う」。
今後、札幌市は建物の撤去命令を出すかどうかは状況次第で検討したいとしています。