北海道各地で夏日 中富良野町でムスカリ満開 ソフトクリームも人気 食中毒警報も
2025年 5月15日 16:07 掲載
永山友菜記者)
「昼にかけてさらに気温が上がってきました、みなさん半袖で花を楽しんでいます」
28℃超えとなった富良野市と上富良野町の間に位置する中富良野町。ラベンダーが有名なファーム富田でいま見ごろを迎えているのはブドウの房のような紫色の花を咲かせるムスカリです。
ラベンダーが見ごろを迎えるのは7月ですが、観光客は一足早くラベンダーエキス入りのオリジナルソフトクリームを楽しんでいました。
韓国から)
「おいしい」
長崎から)
「おいしいです。こちらきょう暑いですよ」
「この上に着るコートをちゃんと持ってきたけど、要らない要らない」
道内は暖かい空気が流れ込み、東京や大阪より気温が上がったところも。北見市常呂町では真夏日一歩手前の29.7℃を記録し、オホーツクの遠軽町でも29.5℃まで気温が上がりました。
遠軽町民)
「外出た瞬間めちゃくちゃ燃えそうになった。自転車の座る部分がめっちゃ熱くて」
「寒暖差で体やられちゃいそう」
この気温上昇などを受けて紋別保健所は食中毒警報を発表。今シーズンの道内第1号で、過去3年で最も早い発表となりました。
近江谷真由記者)
「札幌中心部、少し風はありますが、腕まくりをしてもちょうどよいぐらいの暖かさです。にぎやかな音が聞こえてきました。おみこしです。夏を感じますね~」。
最高気温23.9℃と7月上旬並みの暑さとなった札幌。中央区の三吉神社では明治から続く例大祭のみこし渡御が行われ、担ぎ手たちがおよそ3時間半、札幌中心部を練り歩きました。
みこしかついだ女性)
「暑かった。(Q:汗出ました?)デトックス」
みこしをかついだ7歳)
「楽しかった。(Q:疲れなかった?)疲れた」
道内は16日も広い範囲で夏日となる見込みで、引き続き、熱中症に注意が必要です。