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商業施設に混雑緩和も! 新札幌駅が開業以来初となる大規模リニューアルへ

開業から半世紀以上が経った札幌市厚別区のJR新札幌駅。周辺の再開発が進む中、JR北海道は開業以来初となる駅の大規模リニューアルを決めました。

道内のJR駅で3番目に多い、1日約1万4000人が利用する新札幌駅。

JR北海道の綿貫泰之社長は「大きく発展している場所でもあり、駅の乗降人員も多い所。さらに利用してもらえるような商業施設含めた駅にしていきたい」と、開業以来初めてとなる大規模リニューアルへの期待を語りました。

森唯菜アナウンサー:「大規模リニューアルが始まる新札幌駅。今たくさんの人が出てきていますが、この入口の幅も広くなります」

入口前のスペースを広げるほか、入口の幅も2倍以上に拡大することで混雑の緩和をはかります。また、駅の入口から改札までのコンコースの幅も5メートルから9メートルに広げる計画で、2028年後半の完成を目指します。

新札幌に通う高校生:「混雑もしなくなると思うのでいいなと思います」
新札幌に住む人:「楽しみです。(駅の中の)キヨスクもなくなったので」
新札幌で働く人:「どんどん住みやすい街になればいいかなと思います」

新札幌駅が開業したのは国鉄時代の1973年。開業当時は住宅や団地から離れた場所にポツンと立つ、さみしい環境でしたが、その後大型ショッピングセンターの建設や地下鉄東西線の延伸などで、駅を中心とした副都心が完成していきました。

北広島にエスコンフィールドが開業し、交通の拠点として、ますます発展を続ける新札幌駅。周辺の再開発が進む中、駅の高架下はその流れから取り残されていました。

森唯菜アナウンサー:「高架下の名店街は、壁がはがれているところも目立ちます」

1982年に誕生し、多くの飲食店などが並んだ高架下の「新札幌名店街」。駅の耐震補強工事に伴い、今年の3月で歴史に幕を閉じました。そんな高架下もこのリニューアルで大きく変化します。新たな計画では、「新札幌名店街」があった場所に、飲食店や小売店が並ぶ新たな施設が作られる予定で2027年から28年にかけてのオープンを目指します。

高架下にはJRが手がける新たな商業エリアがこの春から登場しています。飲食店などが並ぶ「シンサツBLOCK」です。ライ麦を使いしっかりとした歯ごたえのドイツパンなどがウリのこちらの店は、4月に名店街から移転してきました。

パン店「スイートベリー」の山谷齊店長:「学生が多いし、若い方が多くなったなというのは肌で感じます。もっともっと成長しながら人口も増えるでしょうし、おいしいパンを提供していきたい」

ついに駅も生まれ変わる新札幌。今後、さらに注目のエリアとなりそうです。

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