枝幸町の水産廃棄物処理施設で有毒ガスか 作業員2人意識不明…その後1人死亡確認
2025年 5月15日 18:29 掲載
道北の枝幸町にある漁協の施設で15日、男性作業員2人が作業中に意識不明となり、その後1人の死亡が確認されました。警察は有毒ガスが発生したとみて調べています。
15日午後2時前、枝幸町新港町にある枝幸漁協のほたて干貝柱加工場の水産廃棄物処理施設で、汚水を貯蔵するタンクのポンプを交換していた修理業者の40代の男性が倒れました。その後、男性を救助するためにタンクの中に入った別の40代の男性作業員も倒れたということです。2人は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、先に倒れた男性1人の死亡が確認されました。
現場は硫化水素が発生する場所だったという情報があり、警察は有毒ガスが発生したとみて調べています。