背景に暴力団組織か…闇バイトで“サケ密漁” グループ指示役の男に懲役6カ月
2025年 5月15日 18:58 掲載
オホーツクの斜里町でサケを密漁した闇バイトグループの指示役の男の裁判で、釧路地裁北見支部は15日、男に懲役6カ月の判決を言い渡しました。
住所不定・無職の根本亮一被告(40)は去年10月、斜里町の海別川でベトナム人の男らと共謀し、サケ29匹を密猟した水産資源保護法違反の罪に問われています。根本被告は闇バイトとして集められた犯行グループの指示役とみられています。
15日の裁判で釧路地裁北見支部は、「被告は共犯者らをリクルートして北海道に送り、犯行に及んだ。事件は暴力団組織を背景としていることがうかがわれ、多数の共犯者が関与した計画的な密漁で悪質」などとして、懲役6カ月の判決を言い渡しました。