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衆院選北海道3区候補者擁立 自民が公明への譲渡白紙に 自公協力に不協和音も

次の衆議院議員選挙で自民党は道3区を公明党に譲る案を白紙撤回し、再検討することを決めました。「自公協力」の行方はどうなるのでしょうか。

17日、札幌で開かれた自民党・道3区支部の役員会。党本部の木原誠二選挙対策委員長が出席し、非公開で行われました。道3区は次の衆議院議員選挙で自民党が候補者擁立を見送り公明党に譲る方針でしたが、これを撤回する考えが示されたということです。

中村道連会長)
「政策的判断から今回再協議をする、仕切り直して再協議をするということにいたしましたので」。

衆院選では自民党と公明党の「自公協力」により、小選挙区で候補者が重ならないよう調整が行われます。
2012年以降、道10区に公明党の稲津久氏を擁立し、自民党が協力する形で4回連続で勝利しましたが、去年の選挙で落選。稲津氏は次の選挙への不出馬を表明しました。そこで、次の衆院選では自民党が道3区を公明党に譲る方針で一致。しかし「説明を全く受けていない」と、3区が地盤の高木宏壽元衆議院議員や地元支部が反発。

高木衆院議員)
「やり方があまりにも乱暴だったので、当然だよねという気持ちです」。

結局、3区での公明候補の擁立は白紙撤回されることになりました。
衆院選での「自公協力」を巡る不調。7月に予定されている参院選での「自公協力」への悪影響も指摘されています。特に3区に含まれる清田区は再選を目指す岩本剛人参議院議員の道議時代の地盤です。
衆院選をめぐる協議の不調は、公明党からの支援に影響しないのでしょうか?

岩本剛人参院議員)
「ただ、いろんな意見があったのは自分も承知してます。そこで自公の協力が崩れるなんていうことは、僕はないと思ってます」。

ただ、自民党道連内からは「声が大きければなんでも許されるのか」など、3区をめぐる白紙撤回に反発の声も出ています。
自公両党は参院選後に改めてどの選挙区を協力区とするのか協議する見通しです。

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