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「撤回を撤回することは考えていない」旭川市議長 辞職表明を撤回 議会流会の異例の事態に 旭川市議会

異例の事態です。旭川市議会の議長らが一度は表明した辞職の意向を急きょ、撤回しました。一体何があったのでしょうか。

おととし5月から旭川市議会の議長を務める自民党・市民会議の福居秀雄市議と副議長を務める公明党の中村徳幸市議です。2人は辞意を表明していて、14日の臨時会で新たな議長と副議長が選出されるのが既定路線でしたが…

永山友菜記者)
「1922年の第1代から現在の第39代まで続いている旭川市議会の議長ですが、いま、議長が辞意の表明を撤回したことで混乱が起きています」。

臨時議会開催の前日に、急きょ、辞意を撤回。旭川市議会が28年ぶりに流会するという異例の事態となりました。
地方自治法では議長と副議長の任期は、議員と同じ4年です。ただ、旭川市議会では1983年以降、慣例として2年ごとに交代してきました。委員会の任期にあわせているなど諸説あります。旭川市議会で、何が起きているのか。

福居議長らが辞意を表明したのは今月8日の議会運営委員会でした。福居議長らは、議会運営委員会の前に招集した各会派の会長会議に野党側が出席せず、現状を正常化するために続投するとしています。
一方、野党側からはこんな指摘も。
旭川市議会の構成はこれまで自民と公明の与党系が17人、野党系と無所属が16人でした。ところが、8日に自民系の市議1人が無所属に転じ、与党が過半数を割ることに。次の議長、副議長から与党系の議員が転落することを恐れ、辞意を撤回したのではないかとされています。
これについて先週16日に開かれた議運でも野党側から指摘が続きましたが議論は平行線のまま。

福居秀雄議長)
「辞職の撤回を撤回することは考えておりません」。

旭川市議会の次回の議会運営委員会は6月上旬に予定されていて、ここで議長と副議長をめぐる協議が再開される見通しです。

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