“闇バイト”実行役の男に懲役4年6カ月の判決 札幌市内で緊縛強盗など
2025年 5月20日 12:13 掲載
去年10月、札幌市内で起きた「闇バイト」による強盗や窃盗事件で、札幌地裁は実行役の男に対し、懲役4年6カ月の判決を言い渡しました。
神奈川県川崎市の建築作業員・鈴木陸被告(25)は去年10月、札幌市豊平区の住宅に侵入し、住人の男性の両手両足を縛るなどして現金3万円を奪ったほか、南区の空き家に侵入してブローチなど53点を盗んだ罪に問われています。
札幌地裁の渡邉史朗裁判官は20日、「被害者が受けた精神的苦痛は決して軽くなく、積極的に闇バイトに応募し3件もの犯行を繰り返した」などとして、検察側の求刑6年に対して鈴木被告に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡しました。