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100万円で1日市長に! 北海道滝川市のふるさと納税にユニークな返礼品 東京在住の男性が初めて体験

北海道内初の試みです。滝川市にふるさと納税で100万円を寄付した東京在住の男性が20日、返礼品として1日市長体験を行っています。

滝川市 前田康吉市長)
「1日滝川市長を委嘱します。令和7年5月20日、滝川市長、前田康吉。どうぞよろしくお願いします」

1日市長 山田裕介さん)
「お願いします。ありがとうございます」

20日、滝川市の1日市長となったのは東京で不動産関係の会社に勤める山田裕介さん(44)です。1日市長体験は滝川市がおととしから始めたふるさと納税の返礼品で、寄付額はなんと100万円。山田さんは初めての体験者です。

1日市長 山田裕介さん)
「きょうの貴重な体験を通じて、自身の成長につなげたい」

滝川市 前田康吉市長)
「ある意味すごく勇気のある方だなというふうに思いました。滝川市に対するご意見、市長という立場になってみて、思いつくことをぜひお聞かせいただければ」

山田さんがまず訪れたのは市長室。普段公務で使われている市長のイスに座ることができるんです。

1日市長 山田裕介さん)
「(Q:どうですか座り心地は?)非常に責任を感じる重みがあるイスだと思います。(Q:ふかふかですか?)思ったよりは硬いですが、逆にそれが座りやすいと思います」

職員)
「失礼します。ふるさと納税関係の補正予算の市長決裁をお願いしたいと思います」

本物の市長さながらの模擬決裁体験も。

職員)
「令和7年度のふるさと納税については、当初予算15億円から、20%増額の3億円の増とするところです」

職員から説明を受け、自分のハンコを押します。

職員)
「ありがとうございます」

1日市長 山田裕介さん)
「よろしくお願いします」

決裁体験の後は、本物の市長に案内され市議会の議場へ。

滝川市 前田康吉市長)
「議長がここに座って。そこで答弁する。立ってみて下さい」

1日市長 山田裕介さん)
「緊張しますね」

滝川市 前田康吉市長)
「これから地元で市会議員に立候補したらいいんじゃない?」

1日市長 山田裕介さん)
「荷が重い」

このふるさと納税は滝川市の魅力を知ってもらうのも目的のひとつ。市長として市内の様々な施設を視察します。

職員)
「寝るような姿勢になります」

日本中から愛好家が集まるというたきかわスカイパークでは、グライダーに体験搭乗。風が強く実際に空を飛ぶことはできませんでしたが、今後につながるいい体験ができたようです。

1日市長 山田裕介さん)
「都会で仕事をして疲れた時にこういうところに来て、無心になれるというのはすごくいいリフレッシュになると思いました。きょうは乗れなかったが次また来られる良いきっかけになったと思って前向きに考えたいと思います」

滝川市 高嶋秀治 ふるさと納税推進室長)
「来ていただけるっていうのは非常に大きいことだと思ってまして。それこそ関係人口の拡大にもつながりますし、まちづくりに対してもいろんな声をいただきながら、さらなる活性化を目指していきたいと思ってます」

滝川市では、今後も1日市長体験ができるふるさと納税の返礼品を続けていくということです。

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