ミャンマーの詐欺拠点で見つかった男に執行猶予付き判決 札幌のラーメン店で現金窃盗の罪に問われた裁判で
2025年 5月21日 18:02 掲載
今年2月にミャンマーの詐欺拠点で見つかった男が、勤務していた札幌のラーメン店から現金を盗んだ罪に問われている裁判。札幌地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、札幌市中央区の無職=宮下将宏被告36歳は、去年11月勤務していた札幌市中央区のラーメン店で釣り銭用に冷蔵庫の上に置かれていた現金3万4000円を盗んだ罪に問われています。
札幌地裁の藤井俊彦裁判官は「被害店舗の信頼を裏切る行為で悪質、身勝手かつ自己中心的である」とした上で「反省の態度を示している」などとして懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡しました。
宮下被告は今年2月にミャンマーの詐欺拠点で見つかっていて、警察が詐欺への関与について捜査を続けています。