おととし９月、出場選手の死亡事故が起きた「ツール・ド・北海道」がことしの開催を見送る方針を固めたことがわかりました。

国内最大規模の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」ではおととし９月、レース中に中央大学４年生の五十嵐洸太さん（当時２１）が対向車線を走ってきた乗用車と衝突し死亡したことを受け、第三者による検討会が開かれ安全対策や警備面などをテーマに議論が続いていました。
ことし３月、安全対策への提言などを盛り込んだ報告書がツール・ド・北海道協会に提出されていましたが、協会側は「提言通りの安全対策を講じるには時間がかかる」として、ことしの開催を見送る方針を固めたことがわかりました。
開催見送りは去年に続き２年連続となります