JR北海道、不適切な安全管理に臨時監査や改善指示も改善見られず… 北海道運輸局が「強化型保安監査」へ
2025年 5月23日 17:38 掲載
北海道運輸局は、改善策の提出後も不適切な安全管理が続くJR北海道に対し、改善策の徹底を強く求める「強化型保安監査」を行うと発表しました。
JR北海道を巡っては去年11月、砂川駅構内で安全対策を怠ったまま保線作業を行い、さらに報告書が改ざんされていました。また、森町では貨物列車の脱線直後に対向列車を通過させるなど不適切な安全管理が相次いでいます。
JR北海道は道運輸局から臨時監査や改善指示をうけ先月末には対策を示したものの、改善が見られません。道運輸局は来週、JR北海道に対し、初となる「強化型保安監査」を行い、実際に現場での改善が進んでいるかなど厳しく調査します。