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次期衆院選 自公協力は道4区で調整か 3区での自公協力は地元支部などの反発で方針撤回 自民党

次の衆議院議員選挙で自民党は道4区を公明党に譲り、選挙協力する方向で調整していることが分かりました。

自民党・中村裕之衆議院議員)
「自民党と公明党がわだかまりを持ったままでは参議院選挙は戦えません」。

前の自民党道連会長の、中村裕之衆議院議員。25日の道連大会でこの夏の参院選に向けて自公協力の「円満解決」を訴えていました。
衆院選では同じ小選挙区に自民党と公明党の候補者が立候補しないよう調整が行われます。岩見沢市などを含む道10区では、これまで公明党が候補を擁立し、自民党が支援に回ってきました。しかし、去年10月の総選挙で公明党の稲津久氏が落選。稲津氏は、次の衆院選への不出馬を表明しました。
そこで、新たに自公協力のターゲットとなったのが、札幌市豊平区などを含む道3区です。しかし、高木宏壽元衆議院議員や地元支部が猛反発。今月17日、党本部から木原誠二選対委員長が役員会に出席し、3区での自公協力の方針撤回を説明しました。

中村裕之衆議院議員)
「もっと政策的に自公が協力していくべき選挙区が他にあるのではないかと」。

道内12の小選挙区、どの選挙区で公明候補を支援するのか。中村議員は政策重視での自公協力を主張。道内の重要な政策課題として新幹線延伸や洋上風力を挙げましたが、それはまさしく自身の地盤、札幌市手稲区や後志管内などの道4区が舞台です。

中村裕之衆議院議員)
「4区というのは重要な政策がある、政策課題のある選挙区だと思いますが、私自身の政治生命が短くなるということも考えられますし、簡単な話ではないと受け止めています」。

この発言から1週間あまり。自民党は道4区を公明党候補に譲る方向で調整していることが分かりました。地元の地方議員は・・・。

小樽市議会 中鉢淳二議員)
「戸惑いというか、本当にそうなるのかというのは正直あるが、中村議員の意見は尊重したい」。

自民党道4区支部は、31日に役員会を開き、対応を協議する予定です。中村議員は、「現段階でコメントできることはない」としています。

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