道陸上競技協会資金流用訴訟 元職員に2800万円支払い命令 示談成立も支払わず協会が訴え起こす 札幌地裁
2025年 5月29日 19:06 掲載
道陸上競技協会の元職員が運営費などを私的に流用し、協会が損害金の支払いを求めている裁判で、札幌地裁は元職員におよそ2800万円の支払いを命じました。
道陸上競技協会で経理を担当していた元職員は去年5月、協会の運営費などおよそ2500万円を私的に流用したことを認めています。
示談が成立したにも関わらず元職員からの支払いがないことから、協会が札幌地裁に損害金の支払いを求める訴えを起こしていました。
29日の判決で札幌地裁は協会側の主張を全面的に認め、元職員におよそ2800万円の支払いを命じました。
協会は3月24日付けで元職員を業務上横領の疑いで札幌地検に刑事告訴しています。