YOSHIKIさん手がける日本産ワイン 北海道・余市町で始動「味覚として日本の美を表現」
2025年 5月30日 19:03 掲載
世界的ロックバンド「XJAPAN」のリーダー・YOSHIKIさん。余市町で初となる日本産ワイン造りを行うと発表しました。
YOSHIKIさん)
「みなさんと一緒にワインを作れることをとても光栄に思っています。このためにロサンゼルスからやってきました」
30日余市町の調印式に出席した、YOSHIKIさん。
自身が手がけるワインブランド、「YbyYOSHIKI」が、初となる日本産ワインプロジェクトを始動させます。
このプロジェクトは余市町のワイン醸造家=曽我貴彦さんやワイン用のブドウ栽培を行う「フィールドオブドリームスワイナリー」が連携しています。
YOSHIKIさん)
「北海道の余市ですね、この場所をある種の美食やレストランとかも含めて、ある種の観光地にしていきたい」
2009年にアメリカ・カリフォルニア州のナパ・バレーを拠点にワインを作り始めたYOSHIKIさん。
曽我さんのワインに魅了され、日本でのワイン生産地として余市町を選びました。
ドメーヌ・タカヒコ曽我貴彦さん)
「北海道余市のワイン、ぶどうは世界と十分勝負できますので、世界と勝負する上でもYOSHIKIさんの力を借りていきたいなと思っています」
調印式を終えたYOSHIKIさん。町内のワイン畑にバギーに乗って登場。シャベルを手に土を堀り、主に赤ワイン用に栽培されるブドウの品種「ピノ・ノワール」の苗を植えました。
ワイン畑の面積は0・4ヘクタールで、苗は1191本植えられる予定です。
YOSHIKI)
「余市ならではの日本ならではのだしの旨味感。味覚として日本の美を表現できればと思います」
Q実際に苗入れしてみてどうですか?
「意外にできそうだなと。キックでドラム踏みますし、ピアノでこうやってやるので、なんとなく今まで培ってきた経験が生かせるんじゃないか」
X JAPANのリーダーが手がける余市産のワイン。
ぶどうの収穫は再来年の10月を予定していて、ワインの販売は早ければ2028年となる見込みです。