悪天候の影響で２日遅れてのスタートとなりました。北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でコンブ漁が始まりました。

６月３日午前６時、１８３隻の船が一斉に貝殻島周辺の漁場を目指し、出港しました。貝殻島周辺のコンブ漁は毎年、ロシア側との交渉に基づき行われ、今年の水揚げの上限は去年より３３６ｔ少ない３０２４ｔとなっています。

このコンブ漁は毎年６月１日に解禁されますが、悪天候のため２日遅れでの出漁になりました。貝殻島周辺で採れるコンブは「棹前コンブ」と呼ばれ、柔らかい食感が人気で、漁は９月いっぱい続く予定です。