男の子の腹を踏みつけ顔面殴打か 30歳の母親を傷害容疑で逮捕 「言うことを聞かないので…」 北海道
2025年 6月 3日 20:59 掲載

今年1月、江別市で小学生の息子を踏みつけたり殴ったりの暴行を加え、けがをさせたとして、30歳の母親が傷害の疑いで逮捕されました。29歳の夫も傷害ほう助の疑いで逮捕されています。
江別市の派遣社員の女(30)は、今年1月24日午後10時ごろ、自宅で小学生の息子の腹を両足で踏みつけた上、顔面を平手で殴打するなどして、けがをさせた疑いが持たれています。男の子は、頭と顔に全治1週間から2週間の軽傷を負いました。
事件の4日後、児童相談所から「小学校に通う男の子が母親から暴力を振るわれているようだ」と通報があり、警察が捜査を進めていました。警察の調べに対して女は、「言うことを聞かないので暴力を振るいました」と容疑を認めています。
また、当時現場にいて、暴行を認識していたにも関わらず止めずに放置したとして、29歳の夫も傷害ほう助の疑いで逮捕されました。男は、被害にあった男の子の養父だということです。男は「暴力を振るわれても仕方ないと思って、止めませんでした」と、容疑を認めています。警察は、日常的な暴力がなかったかも含め、調べを進めています。