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検針票盗み再逮捕 郵便受けから個人情報盗難か 被害女性が語る手口と対策「名前と住所を使われた」

北海道北広島市でアパートの郵便受けから他人の水道の検針票を盗んだとして男が再逮捕されました。いま、郵便受けから個人情報が盗まれ別な犯罪に巻き込まれるケースが増えています。

4日に身柄を検察庁に送られた、札幌市白石区の自称、業務請負業・佐藤拓也容疑者(56)。
先月、北広島市にある集合住宅の郵便受けから他人の水道の検針票を盗んだ疑いが持たれています。警察の調べに対し「やったことに間違いない」と容疑を認めています。
佐藤容疑者は先月、別の事件でも逮捕されていました。

廣瀬美羽記者)
「事件の発端は、頼んでいない商品の請求書が届いて困っているという通報でした」

去年12月、札幌市豊平区西岡にある集合住宅の住人になりすまし、ショッピングサイトから5250円相当のサプリメントを注文し、この住人の郵便受けに届いた商品を盗んだ疑いが持たれています。

警察は今回の北広島の事件について、佐藤容疑者が水道の検針票に書かれていた他人の個人情報を悪用し、前回と同じ手口の犯行に使おうとした可能性があるとみて捜査しています。

郵便受けが狙われる事件。札幌で似たような手口の被害にあった30代の女性はこのように語ります。

被害にあった女性)
「最初はポストに身の身に覚えのない請求書が届いてて、製薬会社のサプリメントみたいな請求書だけが入ってたんですよね。最初は確か1000円台のものだったんですけど、徐々に2000円とか5000円とかの定期コースで」

女性が住むマンションの郵便受けに、去年4月から身に覚えのないサプリメントの請求書が届き始めたといいます。

被害にあった女性)
「届いてるものが私の名前、私宛て。住所もうちなので。全部ポスト便なのでもうなんとなく察しがついて、多分ポストの住所を勝手に名前を使ってここで受け取りしてるんだろうなっていうのは、気づきましたね」

事件の概要はこのとおり。何者かが郵便受けに入っていた検針票などから女性の個人情報を盗み、女性の住所宛てにサプリメントを注文。女性の郵便受けに届いた商品はすぐに何者かが回収し、女性が郵便受けを確認したときには身に覚えのない請求書だけが入っているというものです。
サプリメントの会社に事情を説明し支払いは免除されたという女性。郵便受けにはダイヤル式のカギがあるものの、簡単に開けやすい状態だったということです。

被害にあった女性)
「結構簡単なポストで、回して番号を2回揃えれば開くみたいなやつなんで、自分でも番号忘れちゃうのでちょっとずらせば開くようにしてしまってた。多分それで簡単に開けられちゃって中に入ってたハガキとかで、名前とか住所を使われたのかな」

住宅の防犯対策に詳しい専門家は、郵便受けは狙われやすく防犯対策が欠かせないと話します。

ALSOK北海道営業統括担当 青木伸行課長)
「まず、ポスト自体が例えば、居住者の許可がなくても例えば新聞を入れたりですとか不在の時に配達物を入れるものですのでそもそもが狙われやすいもの。ポストの中にものが溜まっていると高さが増していって配達物に手が届きやすくなる取られやすくなりますので、配達物を溜めておかない、これがいろんな意味で大事だと思います」

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