「葬儀代の金が無かった」父親の死体遺棄容疑で息子2人を送検・函館
2025年 6月 4日 16:28 掲載
北海道・函館市で同居する83歳の父親の遺体を自宅アパートの一室に遺棄したとして、息子2人が送検されました。
死体遺棄の疑いで送検されたのは、函館市美原1丁目のとび職=工藤正昭容疑者52歳と弟で無職の隆昭容疑者47歳です。
2人は先月ごろからおとといまでに、同居する父親の幸美さん83歳の遺体を自宅アパートの一室に遺棄した疑いが持たれています。警察によりますと、幸美さんの遺体は布団の上で仰向けの状態で発見され、外傷はなかったということです。
正昭容疑者は「葬式の金が貯まるまではそのままにしておこうと思った」、隆昭容疑者は「葬儀代の金が無かった」と容疑を認めています。