父親の死因は肺がんと判明 死体遺棄容疑で息子2人を送検・函館
2025年 6月 4日 19:01 掲載
函館市で息子2人が同居する83歳の父親の遺体を自宅に遺棄した事件で、父親の死因は肺がんだったことが新たにわかりました。
死体遺棄の疑いで送検されたのは函館市美原1丁目のとび職、工藤正昭容疑者(52)と弟で無職の隆昭容疑者(47)です。
2人は先月ごろから2日までに同居する父親の幸美さん(83)の遺体を自宅アパートの一室に遺棄した疑いが持たれています。
司法解剖の結果、幸美さんの死因は肺がんだったことが新たにわかりました。
警察の調べに対し、正昭容疑者は「葬式の金が貯まるまではそのままにしておこうと思った」、隆昭容疑者は「葬儀代の金が無かった」と容疑を認めています。