先週、札幌の中央卸売市場で行われた初競りで２玉１００万円で落札された夕張メロン。５日、小樽市内の店頭で販売されました。

■香山芽郁記者：
「２玉１００万円で競り落とされたメロン、きょう、とうとうカットされます！」

１００万円の夕張メロン、ついにオレンジ色の中身が姿を現しました。

■サンウロコ鱗商会柏崎慎太郎取締役：
「糖度１７度と出ますね。例年と比べると、糖度が高い出来になったんじゃないかと思います。」

小樽市で農産物や海産物を販売する「サンウロコ・鱗商会」が先月２６日の初競りで落札した夕張メロン。食べ頃になるまで店内に２玉並んで飾られていましたが、先月３０日に「どうしても買いたい！」という日本人の男性が現れ１玉購入していったそうです。
熟した残りの１玉が５日、８等分にされ一切れ２０００円で販売されました。そのお味は？

■韓国から：
「グッドグッド！」
■海外から：
「ソージューシーワオ！ジューシー＆スイートベリーデリシャス」
■厚岸から：
「おいしい・・・！甘くておいしい」

購入した客に２玉１００万円の落札金額を伝えると・・・

■客：
「ワーオ、ベリーイクスペンシブ」
■客：
「たっか・・・（笑）尚更おいしいです」

■サンウロコ鱗商会 柏崎慎太郎取締役：
「１番はやっぱり生産者さんたちを応援したい気持ちがあっての初競りのお値段なので。通常の価格で販売させてもらえたらと思って、この価格にした」

初競りの貴重な夕張メロンは販売開始から２時間弱で完売しました。

■サンウロコ鱗商会 柏崎慎太郎取締役：
「小樽に初競りの夕張メロンが来たのは初めてと聞いたので、感慨深いのと、小樽市を盛り上げていけたらと思います」