「今月中に入ってくるのでは」本州ではすでに販売始まってる政府備蓄米 道内のスーパーにはいつ?価格は?
2025年 6月 5日 16:18 掲載
随意契約で調達された政府備蓄米がついに道内で販売されます。札幌のコメ販売業者が来週の10日火曜日に市内の本社などで販売する予定であることがわかりました。
武井秀雄ディレクター)
「札幌・東区東雁来にある松原米穀です。備蓄米の販売を、こちらの本社などで、10日から行うということです」
ドリームライスで知られる札幌市東区のコメ販売業者・松原米穀。随意契約で購入した古古米と呼ばれる22年産の備蓄米が、来週9日に石狩市の精米工場に届くことが決まりました。すぐに精米作業を行い、翌10日から東区東雁来にある本社や江別市内の倉庫で店頭販売を開始するということです。価格は5キロ2150円を予定しています。
ついに道内に上陸する随意契約の備蓄米。札幌市民は。
札幌市民)
「北海道でも販売してくれるのはうれしい。待ちきれなくて、(入荷量が)わずかだと聞いたから」
「なるべく安くして庶民を助けてほしい。」
すでに本州の一部ではスーパーなどで販売が始まっていますが、道内のスーパーに並ぶのはいつになるのでしょうか。市内に2店舗を展開するキテネ食品館は。
キテネ食品館 中塚誠代表)
「今月中に入ってくるのではと話が進んでいる。少量を持続的に8月ごろまで毎週のように入ってくる予定」
扱う備蓄米は21年産の古古古米で販売価格は1922円を予定しているということです。一方、東京では、5日からコンビニでも備蓄米の販売が始まりました。
小泉農水大臣)
「コンビニさんのスピード感、これだけ早く店頭に並べていただいて。全国的に面的な備蓄米の展開につながるのではないかな」
ファミリーマートは、東京と大阪の一部店舗で1キロ388円で販売を開始。今月中旬から順次、全国で展開する予定です。またローソンも1キロ389円、2キロ756円で販売を始めました。
14日から順次、全国の店舗に拡大する予定です。
そして、札幌に本社を置くセコマも備蓄米の申請を行っています。現時点で販売時期や価格は未定だということです。