アメリカのトランプ政権の影響で、ハーバード大学に留学できなくなった日本人の学生について、北海道大学は受け入れをしないとの方針を示しました。

トランプ政権は先月、ハーバード大学に対し、国家安全保障上の理由から留学生の受け入れ資格を取り消すと発表し、文部科学省は北海道大学を含む全国の大学に対し、留学できなくなった学生の受け入れを打診していました。北大は対応を検討していましたが、ハーバード大学と学生交流に関する覚書を取り交わしていないため、学生の受け入れをしないという方針を示しました。
一方で北大はマサチューセッツ大学など覚書を交わしている大学に留学できなくなった場合は受け入れるとしています。
こうしたなか、トランプ大統領はきのう、ハーバード大学に留学するために、外国人が入国することを制限する書類に署名しました。