「良いモデルになれば」 聴覚障害の運転手雇用でバス会社に感謝状 北海道苫小牧市
2025年 6月 9日 18:21 掲載
聴覚障害のある男性を、バス運転手として初めて雇用した苫小牧のバス会社に、北海道運輸局から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、苫小牧市で通勤バスや貸し切りバスを運行する日軽北海道です。日軽北海道は去年7月に、聴覚障害のある大沢勇一さんを採用し、通常よりも長い研修期間や設備を整えた上で、運転手として雇用することを決めました。
日軽北海道・栗田勤社長:「バスに限らず、障害者の方でも仕事ができるような環境を作らなければと思っているので、良いモデルになればいいのかなと思います」。
日軽北海道は運転手不足の解消に向け、今後も障害者雇用を含めて広く採用を続けていきたいとしています。