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10年に一度の悪夢再び?三笠市であの幼虫が大量発生!道民襲う過去の災い再び 専門家「素手で触らないで」

北海道三笠市で、あるムシの幼虫が大量発生しています。過去に何度も道民を苦しめているムシで市民からは不安の声もあがっています。

中川宙大記者)
「すべり台やブランコ、子どもたちが遊ぶ遊具のそばにはマイマイガの幼虫がいます」。

三笠市の公園のいたるところにいるマイマイガの幼虫。建物の壁や柱、あらゆる場所にはりついています。それは子どものすぐそばにも・・・

住民の女の子)
「マイマイガ、保育園にいっぱいいる」(Q:何匹いた?)「10匹」(Q:そんなにいたの!?)「(うん)」
母親)
「怖いですね。なるべく触らないでっていうのは伝えてる」。

マイマイガとは「ガ」の一種で、生まれたばかりの幼虫の毛や成虫のりんぷんには毒があり、触れると皮膚がかぶれることも。北海道全域でみるとおよそ10年に1度大量発生しています。
マイマイガの幼虫は公園以外にも・・・。

中川宙大記者)
「あ、公園を出たすぐ近くの信号の柱にもマイマイガの幼虫がいます」、「野球場に移動してきたのですが、この葉っぱにもマイマイガの幼虫とみられるものが何匹もいます」。

三笠市によると、例年よりも多くみられるというマイマイガの卵や幼虫。市民に対し直接触れないよう注意を呼びかけていて、幼虫を見かけたら駆除に協力してほしいとしています。

市の担当者)
「成虫になると殺虫剤も効かないし物理的な方法でしか対応できないので。幼虫である今の段階でどれだけ対策できるのかというのが勝負だなと思っています」。

過去には何度もマイマイガが道内各地で猛威をふるいました。
田中記者)
「えっ!ああ!ああっ!」。
中野記者
「あ、いるいる。表面にくっついていますね」。
田中智祐記者)
「幾重にも蛾の大群が羽ばたいています。光に吸い寄せられるように蛾の数は増えているようにも見えます」。

道北から十勝、そして札幌まで・・・大量発生のたびに各自治体が駆除の対応に追われ臨時の職員を雇うところもありました。

専門家によると三笠市などでなぜ大量発生しているのか不明ですが、今年は空知や留萌、上川や十勝の一部でマイマイガの卵や幼虫が多くみられるといいます。

専門家)
「幼虫時代は今の時期6月から頃の幼虫は、毛に毒はないんですけれども、それでも手に毛が刺さったりしますので素手で触らないようにしていただきたい。できるだけ長袖などの肌の露出を抑えて、あとはゴム手袋などしていただけるとより安全に駆除できるかなと思います」。

道内をたびたび混乱させてきたマイマイガ。大量発生に警戒が必要です。

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